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平安京遷都(長岡京を捨て「千年の都」を造営)

平安京と長岡京
平安京と長岡京

平城京から長岡京へ遷都されたのが784年のことで、その後わずか10年で長岡京から平安京へ都が遷されました。長岡京への遷都は突然行われ、遷都の中心人物であった藤原種継が遷都の翌年(785年)に暗殺(長岡京造営の検分中、賊に弓矢で射られ翌日死亡)されたことからも、政争の中で慌ただしく行われたことが伺えます。

長岡京から平安京に都が遷されたのが794年10月22日で、この日に桓武天皇が平安京へ移られました。現在、京都では、この日を記念して毎年10月22日に時代祭りが行われています。

平安京に遷都された理由は、自然景観が美しかったことや、水陸の便がよかったことが挙げられますが、この地が平城京同様「四神相応」の地であったことが大きな理由とされています。

平安京への遷都は、「早良親王」の怨霊を恐れたためと言われていますが、遷都計画自体は平安京遷都前の793年正月から進められていました。

「早良親王」とは、桓武天皇の同母弟で、藤原種継の暗殺事件に関与を疑われ乙訓寺(現‣京都府長岡京市)に幽閉後、流刑となり船で刑地(現‣淡路島)へ移送される途中、高瀬橋(現‣大阪府守口市)付近で没(餓死)したといわれています。

 

鬼門封じ

京都の鬼門は念入りに封じられています。日吉山王神社の使者である「猿」を表鬼門(北東)に対して一直線上に安置されています。

京都御所と赤山禅院の守り神(猿)は金網に覆われて、幸神社の猿は神殿の欄干の中に安置されています。と言うのも、夜になるとこの付近をうろついて悪戯を繰り返したからと言われています。

京都御所

京都御所の鬼門(北東角)築地塀の切込みがある辺りを猿ケ辻と呼びます。この角だけが鬼門除けのために角がありません。屋根の軒下に烏帽子をかぶり白い御幣を担いだ猿が鬼門を守っています。

幸神社

次は幸神社です。鬼門を守る神として崇敬されるところから本殿の東側には御幣を肩にした猿の木像が安置され、境内の東北隅には猿田彦神石があります。

赤山禅院

赤山禅院も、平安京の東北に位置する表鬼門にあたり、方除け・鬼門除けの神さんとして信仰されています。拝殿の屋根の上には、京都御所の東北角の猿ヶ辻の猿との延長線上に、御幣と鈴を持った瓦彫の鬼門除けの猿が安置されています。この猿は御所の方角を向いて安置されています。